実績紹介
Case study
2021.08.26.
未来の自動車に必要不可欠な部品の開発を、中国サプライヤーと協力することにより、スピード・コスト面での付加価値をお客様へ提供。
#R&D #自動車 #試作品開発
#R&D #自動車 #試作品開発

自動車部 開発・試作チーム 専任マネジャー 深堀 新一
700社を超える協力サプライヤーと共に。
「今はまだ世に出ていない、数年後に街中を走る車の構成部品を開発しています」。自動車部の開発・試作チームに所属する深堀専任マネジャーは、常に未来を見つめながら様々な部品の開発に挑んでいる。自動車は2~3万もの部品で構成されており、近年では電気自動車へと移行していくなかで、モーターやバッテリー関連部品のニーズが高まっている。深堀は現在、数年後に発売される電気自動車の部品の試作に励み、納入に向けた日々を送っている。基本的な流れとしては、お客様から図面やデータをいただき、材料などをふまえて700社を超える協力サプライヤーの中からどこがマッチするかを選定する。コストや納期、実績などをもとに協力先を絞り込み、依頼後は共に試作に取り組む。納入前には自社の品質管理センターでしっかりとチェックし、自信を持ってお客様のもとへと届けている。

自動車部 開発・試作チーム 専任マネジャー 深堀 新一
中国サプライヤーとのタッグで新たな価値を。
700社もの協力サプライヤーが大丸興業と共に自動車づくりを支えてきたが、深堀は新たな協力先として中国・深圳のサプライヤーと新たな取引をスタートさせた。2年前のことである。「試作品は量産品と比べて個数は少なくてもコストが高くなりがちで、コスト削減は課題の一つでした。これまで国内中心でサプライヤーを選定してきましたが、縁があって中国のサプライヤーと出会い、国内品に対して1/3のコストカットが実現できました」。中国は人口が多いため働き方も日本と異なり、夜でも交代制で工場を稼働することができ、コストだけでなくスピードも向上した。「日本と違い言葉の壁はありましたが、日本語ができる現地スタッフのサポート、身振り手振りのレクチャーで現場のスタッフに伝えるといった方法で、大きな問題なく順調に進んでいます」。中国は技術的に日本に遅れをとっているわけでもなく、むしろ日本でも数少ない先進の設備を導入するなど、ものづくりの環境面に関して申し分ない。工場長を中心にしっかりと指導することで品質面でも問題なく、中国サプライヤーは大丸興業にとって今後も重要なパートナーとして機能することだろう。
食品から自動車へ。チームに支えられて。
深堀が自動車部に異動したのは6年前。ようやく深堀自身が関わってきた開発部品を備える車を街中でも見かけるようになった。「自分が関わった車が走っているのを見かけると嬉しいですね。今も色々と開発を行っていますが、実際の車に搭載されるのはおそらく2~5年後。少し先の話ですが、想像するだけでワクワクします」。実は、深堀の以前の所属は自動車とは無縁で食品を担当していた。「違う畑に移ってきたので右も左もわからず、見たこともない加工を施された金属を手に、これをいくらで売ればいいのかさえわからない状況でした。同期や先輩、チームの皆さんに助けてもらったからこそ今の私がいます」。
仲間と共に、深堀の挑戦はこれからも続く。まだ世に出ていないものを開発する仕事はやりがいが大きく、毎日の経験もかけがえのないものとなっている。
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